お気軽にお問合せください。
【TEL】 079-236-0444

【フリーダイヤル】0120-397039 
【営業時間】8:30 - 17:30

【休日】土曜、日曜、祝祭日    


スタッフブログ 10月

 頭塔(ずとう)と石仏                            2021.10.4記

頭塔とは、土で築かれた塔で、五重塔などと同じように仏舎利を納めた仏塔です。

奈良市にある頭塔は奈良時代(767年)に東大寺の僧により築かれたのです。

市街地の民家に囲まれた場所にあります。

一辺30m、高さ10m、7段の階段ピラミッドの形をしています。

手前にあった大きい建物が取り壊されたので、道路から小高い丘の頭塔の全景が見えます。

門から入りましょう。

東西南北の各面に、石に彫刻した仏像の石仏が安置されています。

所々に庇のような瓦屋根が見えます。

この屋根の下に石仏が居られます。

この小さな屋根が長い年月、風雨から石仏を守ってきました。

現在、発掘調査によって合計二十五基の石仏が確認されています。

石仏:如来及両脇侍二侍者像
石仏:如来坐像

石の表面に仏の姿を刻んだものや、単独で座った姿や従者らと並んだ姿など、様々なものがあります。

豊満な天平模様の石仏、彩色の跡がうっすらと残っているものもあります。

頭塔と共に石仏も1200年以上もこの地に鎮座し、仏教と共にあったのです。

普段、近所で見かけるお地蔵さんのような、優しい顔の仏様たちです。

奈良市にある頭塔と同じ奈良時代に築かれ、平成20年に整備・復元されています。







                                                      大阪府堺市にある頭塔           出典:堺市HP

  名建築を訪ねて                                  2021.10.4記

出典:ぐるっとまちじゅう博物館(河内長野市)

この瀟洒な建物は、高野山と大阪を結ぶ旧高野街道沿いの山間にある温泉旅館です。

設計:辰野金吾

辰野金吾(たつの きんご)1854~1919

近代日本を代表する西洋建築を数多く手がけた建築家。

日本銀行本店、東京駅、中之島中央公会堂等の洋風建築は有名ですが、この建物は辰野作品の中では、希少な和風建築です。

他所に、1913年に娯楽施設として建築され、1935年に当地に移築され、温泉旅館として営業されています。

東面 

正面玄関

西面 

一、二階の窓の欄干(手すり)の細工が美しい

赤い橋の先には広大な庭園が広がり、荻や彼岸花が花盛りです。

池には真っ白な睡蓮が咲いています。

玄関

車寄せ

車寄せ 天井
廊下 レトロな照明器具
階段 手すり
客室

窓の外に幾何学模様の欄干が見えます。

装飾された天井

内部は数寄屋風のシンプルなしつらい、茶室建築を思わせる意匠がほどこされています。

築100年を超えた名建築、人の寿命を超えて今なお生き続ける様は、畏敬の念さえ抱かせます。

いつまでも色褪せない魅力があります。