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スタッフブログ 3月

丘の上の刑務所                                      2022.3.28記

奈良県庁にほど近い奈良坂をゆっくり登って行くと、丘の上に煉瓦造りの高くて長い塀が見えてきます。

明治41年(1908年)、奈良監獄として竣工した、現存する日本最古の刑務所建築です。

青空を背景に歳月を経た赤い煉瓦塀が美しい。塀のきわには、枯れススキが微かな風に揺れている。

その横の桜の老木、今日の陽気で今まさに咲こうとしています。

長い年月、この塀も花もきっと、おおぜいの受刑者の行き来を見守ってきたのでしょう。

長い塀の真ん中にある表門

中世のお城のようなロマネスク様式の赤レンガ造り。

ドーム型の二つの屋根、窓にはめられた鉄格子、壁面の装飾等は建築当時のまま。

この門をくぐれば、そこは監獄。

広大な敷地に庁舎や放射線状に広がる舎房等、30棟の建物があります。(設計者:山下敬次郎 1868~1931)

表門の写真の赤矢印の位置にある銘板
まるで邸宅のような美しい門扉 鍵だけが異常に頑丈。

老朽化などの為、平成29年(2017年)に刑務所としての109年の歴史を閉じた。建物は国の重要文化財に指定され、民間のホテルとして活用される予定だそうです。

高級なホテルになるそうですので、今後、建物の見学は容易にはできません。

今のうちに、110年以上も前の往時の姿を、ぜひ見ておきたい。

丘の上から振り向けば、東大寺大仏殿の屋根の上の鴟尾(しび)が金色に光っているのが見えます。(写真中央)

古都奈良は、さまざまな時代の建物が違和感なく共存する不思議な街です。

地下足袋                                    2022.3.9記

農作業用の地下足袋は、ふくらはぎを包み込むほどの丈があり、こはぜが12ケも付いている。
こはぜは漢字で「鞐」や「小鉤」と書きます。布に縫い付けらえた爪の形をした小さな留め具です。
これは両足で24ケも付いているので、履くのに手間がかかります。
靴下を履かないで、直接素足で履いた方が足にフィットする。足首は、こはぜでやや締め付け感があり、裏底はゴムが貼りついていて、ゴムには、滑り止めの溝があるので、安定感や耐久性があります。

足の指が親指と残りの指の二股になっているので、つま先に力が入り、とても作業がしやすい履物です。

だんだん日が長くなってきたので、ぼつぼつ春の農作業を始めます。