2年前、神戸市の某会社さんの「アーモンド祭り」で、
アーモンドの種をいただきました。
6粒のうち3本発芽して、2ヶ月で草丈25㎝ほどになりました。
鉢植えでの管理は難しそうなので、地植えにしました。
あれから2年経ちました。 2020年の春の様子です。
2本が成長して、高さが2mほどになりました。
よく見ると、淡いピンク色のつぼみが三輪(写真の中ほど)
ついています。
アーモンドの花が咲きました♪
今年は「アーモンド祭り」も中止でした。
来年はお花見ができますように。
街中で職人さんを見つけました。
2020年4月中旬、全国一斉に外出自粛が始まり、街中は人影もまばらです。
そんな中、いまどき珍しい漆喰壁(しっくいかべ)を塗っている職人さんを見つけました。
時節柄、職人さんもマスクをしています。
この蔵の漆喰壁は去年の台風で大きく剥げ落ちて、長い間、板で覆われていました。
やっと補修工事が始まったのです。
漆喰は日本古来から使われて、バランスのとれた塗り壁材です。
窓の上の小庇(こびさし)を、こてで、仕上げをしています。
とても美しいです。
なまこ壁の民家
漆喰壁でよく見かけるのは、「なまこ壁」があります。
白と黒の幾何学模様をし、日本各地で見ることができます。
当該建物の、白い格子部分は陶器製ですが
漆喰で塗っているものもあります。
外観の美しさだけでなく、防水や耐久性という機能も、
持ち合わせているのが漆喰壁です。
文様(もんよう)とは、模様の様式をさす言葉です。
建物の表面を色彩、線、面、形などの文様で飾ります。
文様を飾ることにより、建物の格式が一段と高められます。
梅の花を図案化した文様「梅鉢」
屋根の鬼瓦や室内の照明に、
梅鉢をデザインしたものもあります。
ハート形に似たイノシシの目を表した文様「猪の目」
窓の装飾に使われています。外の景色が見えます。
他にも、オリンピックのロゴに使用されている、「市松文様」などの日本伝統文様等があります。
東大寺大仏殿で、文様のひとつのハスの花弁を表した
「蓮弁」文様がみられます。
大仏様の座像の屋根を支える柱の礎石(柱脚にある石)に、
蓮弁の文様が施されています。
蓮弁の文様の形をした礎石。
その上に立つ柱は格式の高さを感じさせてくれます。
こんな柱脚の柱もあります。
見学する時、いろんなデティールも味わってください。